手本にしたのは、豊かで、じつは経済的な、かつての家と暮らし方。
<新古今>がお手本にしたのは、つい100年ほど前までの家づくりです。
年輪を重ね、逞しく育った木の命をありがたく頂戴し、
太い柱や丈夫な梁を、匠の技で組み上げられた古民家。
親から子、子から孫へと伝えられていくうちに、
想い出が幾重にも積み重なり、家と暮らしへの愛着が深まっていく。
そんな豊かで、じつは経済的な暮らし方を現代に甦らせてみたい。
こうして誕生したのが<新古今>なのです。
懐かしいけど新しい。そんな暮らしを実現するために、
わたしたちに可能な限り、かつての家づくりに近い素材を集めてみました。
当社が販売する商品の一つ、
沖縄に由来する様々な自然素材から生まれた人にやさしい塗り壁材「珊瑚のいぶき」
ココロの家はすべて自社施工。
経験豊富な職人たちが、一つひとつ丁寧に仕上げていきます。
手の届く「自然素材の家」を実現した、ココロの家の二つの取り組み
いくら高い志を掲げても、現実離れした価格となれば絵に描いたモチ。
そこで<新古今>では、大幅なコストダウンが図られました。その秘密は大きく分けて二つあります。
その一つが「一括仕入れ体制」です。
自然素材の家を志す仲間(全国に450社)を組織し、材料を一括して仕入れることで、木材の大幅なコストカットを実現しました。
そして二つ目が「自社ブランド」の展開。
社内に商材部を組織し、これまで出会った優れた住宅資材を自社ブランドとして販売しています。
つまり、当社で家を建てるお客様は、これらの住宅資材を、いわば「卸値価格」でご利用頂けるというわけです。
日本の伝統的な家づくりでは、当たり前のように使われていた自然由来の住宅資材も、今ではすっかり贅沢なものとなってきました。
そんなかつての当たり前を、再びこの手に取り戻したい。
それが<新古今>に込められた、私たちの想いと願いなのです。
古民家風の空間をお望みだったオーナーのご要望に応え、柱や梁を茶褐色に塗装。
2階手すりに埋め込まれた欄間がデザインのアクセントになっています。
外は古民家、中は山小屋・・・というテーマに合わせ、床・壁・天井のすべてを天然木で仕上げました。
その色合いは、時とともに変化していきます。
トイレ周りも木とタイルで造作。
壁面に塗られた和紙の壁紙「レーベン」が臭いを吸着し、クリーンな環境を保ってくれます。
丸窓に障子の直線がモダンな印象を与えます。
ご注目頂きたいのは塗り壁の仕上がり。
自然素材は職人の技があってこそ活かされます。
床や壁の色に深みが増すに従って、家族の想い出もふえてくる・・・。
<新古今>で過ごす時間は、ただ過ぎ去るのではなく、幾重にも折り重なり、降り積もっていきます。
あるオーナーは、自然素材のぬくもりに囲まれて子どもたちが成長するように、
またあるオーナーは、セカンドライフのステージとして、時がゆっくりと過ぎていく、この家を選びました。
さて、その日常は?すこしだけ、その様子を紹介します。
天竜檜製の造作扉の向こうは二間続きの和室。
涼しげな印象の欄間が、空間を広々と見せてくれます。
LDKの主役は、100年の時を経た大黒柱。
この柱を中心に、家族の様々な想い出が積み重なっていくことでしょう。
「お客様をお迎えする空間にはこだわりたい」
そんなオーナーのご要望をカタチにした、広々とした玄関ホール。
素足に心地よい無垢の床材、清々しい空気を生み出す漆喰の塗り壁など、普通の家づくりでは贅沢とされる素材を、標準仕様とし、さらにご自身でメンテナンスが可能な仕様になっています。
その結果生まれたのが、住めば住むほど愛着が深まる空間。
家族の想い出を育む場にふさわしい家として、自信を持ってお勧めします。
重厚感のあるTakara standard社の人気商品「グランディア」
家の印象を大きく左右する玄関ドアには、LIXILの「ジェスタ」を採用。
世界でもトップクラスの熱貫流率、高性能樹脂窓を採用。
高級感のある吉野桧を使用できます。
「素足で暮らしたい」というオーナーにお勧めしているのが杉の床材です。
風化造礁珊瑚をはじめとした沖縄に由来する3つの成分から生まれたやさしい壁材です。
珪藻土を主成分にした内装用塗り壁材です。
24色からお好みの色を選べます。