断熱材

使用断熱材

高い断熱効果

私たちの身近なものの中で動かない空気は最も熱を通しにくいものです。
一般の断熱材には、その繊維間に多くの動かない空気を持っているのが特徴です。
セルローズファイバーは天然木質繊維を原料として作られており、繊維の繊密な絡み合いによるもののほかに、繊維内部の細かい空気胞にも多くの動かない空気を抱えています。
細かい空気胞を無数に含むダンパックは優れた断熱効果を発揮します。

断熱材の施工

熱を入れない・逃がさない

家全体を断熱材ですっぽり包み、熱の出入りを最小限にすることが省エネルギー住宅では重要です。
外から入る熱と家から出る熱を大幅に減らすために、屋根・天井・外壁・床などに断熱材を使い、家全体をすっぽり包みます。
断熱材は壁のように、家の内と外をはっきり分けるところに施工することが基本です。
また、隙間なくしっかりと断熱施工して、気密性を高めることが大切です。

リビング

優れた吸音効果

ダンパックは繊維自体の空気法により、入射した音エネルギーを熱エネルギーに置き換える作用があります。それに加えて繊維同士が絡み合うことにより厚い空気の層を保持しています。
この二重の空気の層がダブル断熱効果で音を吸収しますので、他の断熱材と比べ非常に吸音性に優れています。
家の間切りや壁、床などにダンパックを施工することで、車の騒音や近隣騒音などの外部からの音と、ピアノ、トイレの排水音などの屋内騒音に対しても高い吸音効果を発揮します。

家の外観

優れた耐火性能

ホウ素系の薬品を混入して防熱処理を施しています。
木造住宅に使用しても燃えにくく延焼を防ぎます。また有毒ガスの心配もありません。

リビングダイニング

害虫をシャットアウト

ダンパックは、ホウ素系薬品による効果で、害虫のえさにならず、シロアリやゴキブリ等を寄せ付けない効果があります。
また、その形状からネズミの巣にもなりません。

断熱材施工

結露防止

ダンパックは木質繊維の持っている吸放湿性により、表面結露・内部結露を防ぐのに大きな効果があります。
木材と同様に吸放湿を繰り返し、湿度が上がると繊維内に湿気を蓄え、湿度が下がると放湿し、周囲の空気を調温する効果を持っています。
調湿効果があるので、漆喰との相性が最高です。